お金を借りよう、借りてしまった方に見ていただきたいです
1970年代頃は、サラリーマンを対象にした業者が多いとして「サラ金」(「サラリーマン金融」の略語)、あるいは市街地(街中)に営業所があることから「街金」(まちきん)と呼ばれていました。
1980年代頃からは、女性(OLや主婦)や自営業者などの契約も多いとして、「消費者金融」の名称がよく使用されるようになって来ましたが。
その背景には、過剰な融資や高金利、過酷な取り立てにより、「サラ金地獄」という言葉がたびたび使われるようになって、「サラ金」のイメージが著しく悪くなったことから、業界が新たな名称として「消費者金融」の使用を押し進めたことがあります。
「ヤミ金」というのがありますが、貸金業を営む場合は、本来、国や都道府県に貸金業としての登録が必要です。しかし、ヤミ金は、こうした登録を行わず、出資法の制限を超える金利を課したり、人権を無視した取り立てを行う不法貸金業者の総称です。
お金を貸し付けて、利息を取って儲けを出しているという点では、銀行とあまり変わりが無いようにも思えます。
決定的に違うのは、銀行はお金を貸付するのと同時に、お金を預かることもしている点です。 サラ金業者はお金を預かることは出来ないため、お金を貸し付けることが、全ての業務の基本として成り立っているのです。
それでは、貸し付けるお金はどうやって用意しているのでしょう?
銀行は多くの人から預かったお金を利用して、それを個人や企業に貸し出しています。しかも、今の時代はその多くの人から預かったお金に、超が付くほどの 低金利 しか付けていません。これは、資金を調達する際に、大きく経費が掛からないことに繋がります。そうなれば、当然貸付業務において、かなり有利に作用します。この点が、サラ金業者と違って、低金利で貸付が出来る一つの要素になっています。
それに引き換え、サラ金業者は貸付のための資金を調達するのに「社債」などを利用しています。それには金利もかかります。資金を調達するための金利は、2%前後の金利がかかっています。それが個人に貸付をする時には、最終的に27%などになっていくのです。
払えなくなったら、どうしたら良いのかは、私の知るかぎりで5つあります。
自己整理。簡易裁判所での調停。破産、任意整理、個人再生です。
破産、任意整理、個人再生については、弁護士に相談してください。
いろいろと出来なくなることがありますので、ちゃんと聞いてくださいね。
お仕事も出来ない職業もあります。詳しくは、弁護士に相談してくださいね。
自己整理は、簡単にいうと親に払ってもらう。自分でサラ金業者と話し合いをして、利息制限法に基づいた利息になります。
確実にいまより下がります。
ただし、これは、個人でやると相手にされません。
弁護士をたてたほうがスムーズに出来ます。
調停ですけど、これは、弁護士をたてたほうがいいかもしれません。
貧乏の人は、自分でやりましょう。(裁判所でやり方をおしえてくれます)
サラ金業者は、はやく返金してほしいので、高めに設定してきます。
業者のいうことは、聞くことは、ありません。
自分の払える額以上にすると生活がくるしくなるので、ちゃんと考えてやりましょう。